和牛とは
和牛とは・・・・
牛肉で聞き覚えのあるお肉と言えば「和牛」「国産牛」「海外産牛肉」の三種類に大きく分けられます。
その中でも「品質」「味」「管理」の基準を一定以上満たしたお肉を「和牛」と表記する事が出来ます。
「和牛」 和牛と言われるのは4品種のみ!
「黒毛和牛種」「褐毛和種(赤牛)」「日本短角種」「無角和種」以上この4品種を和牛と呼ばれています。
和牛の中でも約90%の牛が黒毛和種となります。
10桁の「個体識別番号」と「血統書(登記所)」によって、様々な情報(血統、管理方法、種牛の選定基準)などの情報を得る事が出来ます。
和牛の中から、生産者が餌や飼育方法にこだわりブランド牛が誕生します!
その中でも厳しい基準を満たしたブランド牛といえば・・・・
「神戸牛(神戸ビーフとも呼ぶ」 神戸牛と呼ぶためには下記の条件を満たさなければなりません。
①兵庫県産の牛(但馬牛)
②神戸肉推進協会指定登録生産者による飼育
③兵庫県内で飼育、出荷
④生後28ヶ月令以上60ヶ月令以下
⑤歩留まりA・B等級
⑥肉質等級4以上
⑦未経産(子牛を産んでいない雌牛)or去勢(睾丸を除去した雄牛)
⑧B M S値12段階中、6以上
⑨枝肉の重量規定(雄牛270kg~499.9kg、雌牛300kg~499.9kg)
※2019,4,1認定分より適用
「海外産牛肉」 海外産牛肉とは、名前の通り海外より輸入したお肉のことを指します。
日本で出回っているお肉の約60%が海外からの輸入牛肉になります。
主にスーパーや格安の焼肉店などで扱われているお肉ですので、お馴染みのよく食べられている安くてお得なお肉です!
産地や餌によって柔らかい肉質のお肉や、食べ応えのあるお肉となり、脂身が少ない・サシが少ないお肉が多く、赤身の好きな方やダイエット・食べ盛りのお子様のいらっしゃるご家族にピッタリです!
「国産牛」 国産牛とは名前の通り、「日本で飼育」された牛の事です。
品種や生まれた土地に関係なく、飼育期間のうち国内で飼育されている期間が最も長い牛の事を指します。
例えば・・・・ 海外で生まれ1年飼育された牛→日本で1年1日以上飼育 これで国産牛の条件を満たす事が出来るのです。
国産牛の中にも美味しいお肉は沢山あります。
飼育方法によっては、ブランド和牛に引けを取らないほど美味しいお肉も存在します。
赤身の好きな方は、後ろ足の部位「うちもも」やお尻の部位「らんぷ」などが適しているのではないでしょうか?
しっかりとしてサシの入ったお肉が好きな方は、サーロインやリブロース、肩ロースの希少部位「ざぶとん」など有名で聞き覚えのある部位ですよね。
近年では、スーパーなどでも購入する事ができます。お好みの部位を選んで購入して食べてみてください。
「海外産牛肉」 海外産牛肉とは、名前の通り海外より輸入したお肉のことを指します。
日本で出回っているお肉の約60%が海外からの輸入牛肉になります。 主にスーパーや格安の焼肉店などで扱われているお肉ですので、お馴染みのよく食べられている安くてお得なお肉です!
産地や餌によって柔らかい肉質のお肉や、食べ応えのあるお肉となり、脂身が少ない・サシが少ないお肉が多く、赤身の好きな方やダイエット・食べ盛りのお子様のいらっしゃるご家族にピッタリです!
まとめ
著者も年齢を重ね、脂身の多いお肉よりも赤身のお肉へ好みが移りつつあります。
「和牛」=「サシの入ったお肉」のイメージが強いと思いますが、赤身のしっかりした部位を選べば、肉の旨み・香りを楽しむ事が出来ます。
「量より質」へと変わりつつある方には、ぜひ和牛の赤身を食べて欲しいものです。